まずは中国指標を確認
2014年03月24日(月)
週末は目立った相場の材料はでてきていない。
週明けのオセアニア市場は静かなスタートとなっている。
ウクライナ問題については、クリミアのロシア編入が
市場には消化されており、リスク回避ムードは希薄。
25日まで開催される核サミットでG7首脳がウクライナ問題を
協議するが、ロシア経済や世界経済の打撃を与えるような
制裁措置決定には至らないとの見方が多い。
目線を経済関連に戻す一週間となりそうだ。
きょうは、中国HSBC製造業PMI速報(3月)が発表される。
予想は48.7と前回の48.5から若干改善する見込みだが、
依然として50割れ水準と冴えない。
50超えとなればリスク選好の反応が期待される。
ロンドンタイムには、ドイツ、ユーロ圏の製造業および
非製造業PMIが発表される。
3月速報値ということで、確報値よりは市場に与える
インパクトが大きそうだ。
週明けのオセアニア市場は静かなスタートとなっている。
ウクライナ問題については、クリミアのロシア編入が
市場には消化されており、リスク回避ムードは希薄。
25日まで開催される核サミットでG7首脳がウクライナ問題を
協議するが、ロシア経済や世界経済の打撃を与えるような
制裁措置決定には至らないとの見方が多い。
目線を経済関連に戻す一週間となりそうだ。
きょうは、中国HSBC製造業PMI速報(3月)が発表される。
予想は48.7と前回の48.5から若干改善する見込みだが、
依然として50割れ水準と冴えない。
50超えとなればリスク選好の反応が期待される。
ロンドンタイムには、ドイツ、ユーロ圏の製造業および
非製造業PMIが発表される。
3月速報値ということで、確報値よりは市場に与える
インパクトが大きそうだ。
日本株 概況
2014年03月19日(水)
19日の東京株式市場、日経平均は51.25円高の
14462.52円で取引を終了した。
ただ、値動きは神経質に振れた。
前日の米欧株がプーチン露大統領演説を好感して上昇した。
日経平均も上昇してスタート。
ただ、ドル円相場が101円台前半の円高水準に
留まっていることを嫌気してすぐ下げに転じる。
後場には先物主導で買いが入り、一時250円高に上昇。
市場ではきょうの米FOMCを期待して海外勢が
見切り発車的に買いを仕掛けたとの声があった。
しかし、引けにかけては再び上値が重くなった。
TOPIXは反落で引けた。
東証1部の出来高は概算22億7712万株、
売買代金は概算2兆774億円だった。
騰落銘柄数は、値上がり571、値下がり1082、
変わらず142銘柄だった。
話題になったのがIPO銘柄。
きょう東証1部に新規上場したジャパンディスプレイは、
公開価格を14.5%下回る769円で初値を付けた後も
軟調な推移だった。
終値は763円。
前日の日立マクセルに続いてIPO銘柄の不振が続いた。
業種別では医薬品と食品関連などのディフェンシブ銘柄が
堅調だった。
また、昨日発表された公示価格の改善を受けて
不動産株が買われる場面もあった。
14462.52円で取引を終了した。
ただ、値動きは神経質に振れた。
前日の米欧株がプーチン露大統領演説を好感して上昇した。
日経平均も上昇してスタート。
ただ、ドル円相場が101円台前半の円高水準に
留まっていることを嫌気してすぐ下げに転じる。
後場には先物主導で買いが入り、一時250円高に上昇。
市場ではきょうの米FOMCを期待して海外勢が
見切り発車的に買いを仕掛けたとの声があった。
しかし、引けにかけては再び上値が重くなった。
TOPIXは反落で引けた。
東証1部の出来高は概算22億7712万株、
売買代金は概算2兆774億円だった。
騰落銘柄数は、値上がり571、値下がり1082、
変わらず142銘柄だった。
話題になったのがIPO銘柄。
きょう東証1部に新規上場したジャパンディスプレイは、
公開価格を14.5%下回る769円で初値を付けた後も
軟調な推移だった。
終値は763円。
前日の日立マクセルに続いてIPO銘柄の不振が続いた。
業種別では医薬品と食品関連などのディフェンシブ銘柄が
堅調だった。
また、昨日発表された公示価格の改善を受けて
不動産株が買われる場面もあった。
東京為替概況
2014年03月14日(金)
14日の東京市場は、ドル円・クロス円ともに
前日からの円高水準での揉み合いだった。
昨日のNY市場ではウクライナ情勢の緊張を嫌気して
米株が大幅安となり、為替市場でも円高の動きが
強まった。
ドル円は一時101.50台まで下落した。
その後、東京早朝にかけての戻りは鈍く101.87レベルまで。
日経平均は200円超安で寄り付くと、売り圧力が継続し、
午後には下げ幅を500円超に拡大している。
アジア株も全面安。
ただ、ドル円は101.60近辺までの下押しにとどまっており、
小動きだった。
市場では輸入勢などによる押し目買い観測もあったが、
上値も限定的。
週末のクリミア国民投票を控え、その結果や米欧の対応を
見極めたいとのムードが支配的だった。
クロス円も全般に小動きで、前日からの円高水準で
揉み合っていたが、午後には円買いがやや優勢になっている。
豪ドル円は91円台後半から半ばへと水準を下げ、
ユーロ円は141円割れへと軟化。
前日からの円高水準での揉み合いだった。
昨日のNY市場ではウクライナ情勢の緊張を嫌気して
米株が大幅安となり、為替市場でも円高の動きが
強まった。
ドル円は一時101.50台まで下落した。
その後、東京早朝にかけての戻りは鈍く101.87レベルまで。
日経平均は200円超安で寄り付くと、売り圧力が継続し、
午後には下げ幅を500円超に拡大している。
アジア株も全面安。
ただ、ドル円は101.60近辺までの下押しにとどまっており、
小動きだった。
市場では輸入勢などによる押し目買い観測もあったが、
上値も限定的。
週末のクリミア国民投票を控え、その結果や米欧の対応を
見極めたいとのムードが支配的だった。
クロス円も全般に小動きで、前日からの円高水準で
揉み合っていたが、午後には円買いがやや優勢になっている。
豪ドル円は91円台後半から半ばへと水準を下げ、
ユーロ円は141円割れへと軟化。
警戒感残るが値動きは落ち着く
2014年03月13日(木)
昨日は中国経済の伸び鈍化や金融不安、
ウクライナ情勢などへの警戒感が残り、円高や
スイスフラン高といったリスク回避の動きが先行した。
ただ、米株式市場は大きく下げずに落ち着いた。
S&P500指数は序盤の下げを消してプラス圏で
取引を終えている。
ドル円は102円台後半と引き続き上値が重いものの、
クロス円は全般に下げ渋りの動きとなっている。
きょう早朝にはNZ中銀が予想通り利上げを実施、
今後の継続利上げも示唆されてNZドルが買われている。
このまま、いったんリスク警戒感が緩むのか。
きょうは中国経済指標、中国全人代閉幕、
豪雇用統計など東京タイムに注目イベントが多い。
そしてロンドンタイムはやや材料に欠けるものの、
NYタイムもイベントが多い。
米経済指標では2月小売売上高が注目される。
1月の低迷からプラスに転じる予想となっているがどうか。
その他では、新規失業保険申請件数、輸入物価指数、
企業在庫などの発表が予定されている。
米上院銀行委員会でFOMC指名候補者承認公聴会が
実施される。
FRB副議長候補としてフィッシャー氏が発言する。
ウクライナ情勢などへの警戒感が残り、円高や
スイスフラン高といったリスク回避の動きが先行した。
ただ、米株式市場は大きく下げずに落ち着いた。
S&P500指数は序盤の下げを消してプラス圏で
取引を終えている。
ドル円は102円台後半と引き続き上値が重いものの、
クロス円は全般に下げ渋りの動きとなっている。
きょう早朝にはNZ中銀が予想通り利上げを実施、
今後の継続利上げも示唆されてNZドルが買われている。
このまま、いったんリスク警戒感が緩むのか。
きょうは中国経済指標、中国全人代閉幕、
豪雇用統計など東京タイムに注目イベントが多い。
そしてロンドンタイムはやや材料に欠けるものの、
NYタイムもイベントが多い。
米経済指標では2月小売売上高が注目される。
1月の低迷からプラスに転じる予想となっているがどうか。
その他では、新規失業保険申請件数、輸入物価指数、
企業在庫などの発表が予定されている。
米上院銀行委員会でFOMC指名候補者承認公聴会が
実施される。
FRB副議長候補としてフィッシャー氏が発言する。
NY市場 豪中銀
2014年03月05日(水)
豪ドル/ドルは0.8940近辺での推移となっている。
きょうはウクライナ情勢の緊迫化が一服しており、
豪ドルも買い戻しが優勢となっているが、
0.89台後半の水準は上値が重いようだ。
きょうの豪中銀の声明では豪ドル高へのけん制を
復活させている。
ウクライナ情勢の緊迫化一服で豪ドル売りは一時的な反応に
留まっているが、豪中銀としては対ドルで0.90台は
許容できないといったところなのかもしれない。
一方、豪ドル円は反転しており、
先週の下げの半値戻しの水準まで戻している。
ただ、10日線と21日線のデットクロスが
示現しそうな雰囲気もあり、反転相場とまでは言えない状況。
明日は第4四半期の豪GDPが発表予定で、
前年比2.5%、前期比0.7%程度が見込まれている。
予想通りであればまずまずという内容ではある。
きょうはウクライナ情勢の緊迫化が一服しており、
豪ドルも買い戻しが優勢となっているが、
0.89台後半の水準は上値が重いようだ。
きょうの豪中銀の声明では豪ドル高へのけん制を
復活させている。
ウクライナ情勢の緊迫化一服で豪ドル売りは一時的な反応に
留まっているが、豪中銀としては対ドルで0.90台は
許容できないといったところなのかもしれない。
一方、豪ドル円は反転しており、
先週の下げの半値戻しの水準まで戻している。
ただ、10日線と21日線のデットクロスが
示現しそうな雰囲気もあり、反転相場とまでは言えない状況。
明日は第4四半期の豪GDPが発表予定で、
前年比2.5%、前期比0.7%程度が見込まれている。
予想通りであればまずまずという内容ではある。
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